我が家から、下の部落につながる長い山林。
両サイドには、以前除雪した雪が、1メートルの壁となっています。
今回の雪をスコップですくい、投げ飛ばすのに、結構力がいるんです。
田舎暮らしには、体力勝負。
今日、4人で朝から雪かきをして、なんとか下の部落まで車の道ができました。
下の部落から県道までは1キロ弱。
下の方も朝からがんばっていたようで、昼過ぎにはなんと県道まで開通しました。
早速、お隣さんのが乗っている、軽の4WD車で滑りながらも、やっと県道まででて、「通行止め」のような看板を見つつも一番近いお店まで行けました。
モノはほとんどありませんでしたが、下まででれたことに、大きな大きな希望。
実は、下の部落では、昨夜、緊急の事態が起こり、救急車を呼んだそうです。
しかし、県道から人が通れる道はあったのですが、担架が通らない。道に残っている雪はこおり、滑る状態。
皆で担いでなんとか県道の救急車まで運んだそうです。
そんな事があったので、朝早くから担架が通れる道幅までがんばって除雪したそうです。
これが、もし、私の部落だったら。。。
命に関わっていたかもしれません。
100年に一度の、この災害。
大雪の次の日は、ものすごく絶望的で、市役所に電話をしたり、右往左往してました。
でもやっぱり、自分たちでなんとかしていかないといけないんですね。
田舎を選んで自ら住んでいるので、災害時には、自分たちでなんとかする覚悟が必要なんですね。
挨拶だけのお隣さんや、話したことのない方、いろんな方がいます。この100年に一度の災害のおかげで、色々と話しました。
少人数ですが、「力を合わせれば、できる」と言う、貴重な経験をしました。
「助け合い」ですね。
3.11の時とは違い、電気もガスも水もつながっているので、幸せ。
携帯もパソコンもつながり、たくさんの方から心配して頂き、励ましのメッセージをもらい元気になります。
ありがとうございます。
雪かきはあともう一息。
明後日の雪マークがなくなったので、
あと、2・3日乗り越えれば、国道の通行止めも解除され、食べ物もなんとか流通するかな。
_____________________________________________________________