7月から、団地のリフォームを行なっていました。
ヤズッテックのやすさんのお仕事。
団地リフォームは今回で2回目。そして今回も5階。
一番大変なことは、材料の搬入。
息がきれました。
私の口は悪いなぁ。
「もうー、無理」「荷揚げ屋さん頼んだ方がいい〜」「あー」
と口ばかり動いていた気がします。
私が一番作業員の中で若いのですがね。。。
とりあえず、半分の2階と3階の間の踊り場で運ぶのをリレーすることに。
団地の階段は狭く、1階から2階は天井が低いために、板の持ち方を変えたり気を使います。
私は、気を使わずいガツガツ運べる踊り場から5階の部屋まで。
まず一番重い、6.6kgある石膏ボード。
その後の9㎜のコンパネが軽く感じ、2枚持ち。
終わりが見えてくると、「あ〜いい運動。」
あの口の悪さには、「親方に悪かったかな〜」と後から少し反省。
たくさん汗かいて、水飲んでの繰り返しでしたので、
「体重が落ちるかな〜」
と期待していましたが、現場での昼と夜のご飯がおいいしくて、動いた分しっかり食べて全く変わりませんでした。
親方のやすさんは今年70歳。5階の現場に到着するのも一仕事。
搬入作業は命に関わってしまうので、現場で別の作業をしています。
安心してください。
今回はキッチン部分のリフォームと、畳の部屋を木の床に張り替え。
畳の床を解体した状態。床はコンクリートです。
床を貼る前に、壁の塗装をします。
まず下準備は、今まで塗ってあった塗料をペーパーで剥がします。
次に壁の凸凹はパテで綺麗に。
ここで、お客さんのお友達が来てくれて大助かり。
人が多いほど、ペーパーで壁を磨く作業は捗ります。
ひたすら磨いてパテ。乾くとまた磨き作業。
塗装や左官が載るようにシーラー塗り。
キッチン部分は、親方が換気扇の下地作り。
お客さんもお友達も普段はお菓子を作っている方々。
粉パテの練り方は慣れた感じ。
左官仕上げの部分では、コテ使いが上手でした。
初めて左官をするとは思えないコテの使い方に私たちは驚き、
親方は、
「沢山の左官仕事が出た時は、バイトで手伝ってもらおうかな〜」
と。スカウト。
お菓子屋さん仲間のおかげで、壁の塗装も左官も綺麗に仕上がりました。
うっちーにAさんありがとうございました。
おそるべし、お菓子屋さんチームワークでした。
左官壁と塗装壁。天井は左官仕上げ。
床はナラ材を貼りました。
白い空間に、お菓子道具が映えるだろうな〜。楽しみ。
キッチン部分も見えて来ました。
あとは、吊棚の扉や、シンク下とコンロ下の収納ができれば完成!
右側に冷蔵庫が置かれて、食器が収納され始めました。
この空間でどのような生活が始まっていくのか楽しみです。
スタッフのBuddyは夏の暑さに弱いため、山梨のクーラーの部屋でお留守番。
暑い夏は、一人で工房に閉じこもって製作しているよりも、仲間で仕事をすることが一番いい。
この夏も乗り切れそうだ!!!
お客様特製の、マンゴーのふわふわかき氷やコーヒーのかき氷。
差し入れで、くろねこ軒の特製杏シロップ、梅シロップ、桃シロップ。
美味しいパンの差し入れ。
お菓子屋さんならではの、おやつが美味しい現場でした。
ご馳走様でした。