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Daily Archives: 12月 19th, 2019

18日目の朝、「多分、ポスターの犬がいるよ!迎えにきて」と連絡が入りました。

我が家から2キロ離れた山から下りて、屋根付きの資材置場に丸まっていたそうです。

近くの方が、4時頃飼っている犬が鳴いていたと言っているので、早朝に山から里に降りて来たと思います。

ドキドキしながら行くと、白と黒のBuddy! も〜、うれしい!!!

「Buddy!」と叫びハグすると、いつもと変わらぬ笑顔。わたしが泣くので、顔のあたりをペロペロ。

体はガリガリ。

触ったら骨が折れてしまうのでは?と一歩引いてしまう程でした。

首輪とリードはついたままでしたが、奇跡的に怪我ひとつありません。

よく頑張ったヨ。

お帰り。


バリケンにいれるとさすがにホッとして、家についても全く出ようとしません。

ドライフードでは駄目だと思い、近所のおじいちゃん犬、マロの柔らかいご飯をあげました。

そして、直ぐに動物病院へ。

14.5Kgだった体重は10Kg

体温が低体温でしたが、その他に異常はなかったので、血液検査はしませんでした。

とりあえず、のみ・ダニ用の薬を首元にさし、点滴のような、栄養材を首に補給しました。

1週間後に、便の検査をして、寄生虫や疥癬に感染していないか調べる事になりました。

体力が弱っているので、体も洗わないようにとのこと。

のみ・ダニを落として、体につけてきたイノシシなどの獣臭を消したかったのですが、とりあえずタオル拭き。

寝室で一緒にねれないのは寂しいですが、しばらくの間、リビングのみ自由。


ホッと一安心。

この日は、1日かけて、ポスター剥がし、声を掛けた方々に

「見つかりました。ありがとうございました」のお礼まわり。

富士吉田市から、勝沼市、笛吹市と広範囲にお願いしたので、1日がかりでした。

でも、Buddyが戻って来て、やっと生きた心地がしました。

ご飯が美味しく頂けるようにもなりました。


Buddyは、

「ご飯を頂戴!」「もっと頂戴〜」「これだけなの?足りない〜!」

食後は爆睡。眼が覚めると、

「散歩に連れて行って」


帰って来て大好きなランで穴掘り。遊ぶ事に貪欲なBuddyに目がテン。

ガリガリになっても、こんな無邪気に遊ぶ姿は、痛々しく涙が出そう。




今回 、Buddyが下りてきた場所は、ちょうど日曜日に私達が歩いて探した場所でした。

以前書いたブログを見て、ボーダーコリーを飼っている方が、犬と一緒に探しに来てくださり、体力、精神的に疲れていた私達は、探す元気を頂きました。

日曜日は、友人が

「探すの手伝うぞ〜。絶対みつかるから!」

と言って、朝から捜索を手伝いに来てくれました。

「笹子駅と初狩駅で登山する人に直接チラシを配ったら?」

とアドバイスをもらい、7時からチラシ配り。

初狩駅には、バスで登山客が来たりと、驚いた光景でした。


「見つけたら、連れてくるよ!」

「縛る紐があるかな?」

「チラシ下さい」などなど、

温かいお言葉を頂き、朝からものすごい励みになりました。

『この方々が、山に入ってBuddyの事を探してくれている』と思うと、元気が出ます。

その後、友人も。山の頂上から下山しながら、双眼鏡を使い捜索。

私達は、山の下の部分を歩いて探しました。

「上からと下から探せば、必ず見つかる!」「見つける!」

と、強く思うことができました。

帰る途中、畑にいたおばあちゃんにチラシを渡すと、

「そういえば、この前、あの山の左側で鹿と犬が鳴いていたさ。

夕方だったから、こんな遅くに猟師は山に入らないしおかしいな?と思ったんだよ。」

と初めて、「あれ、」と思った情報でした。

休憩後、4人でその場所の山に入って捜索しました。

何時間も歩いた場所からBuddyは下りて来ました。

Buddyには、匂いとか、何かが伝わったのでしょうか?

以前脱走した時、ここら辺から甲州街道に出て、車を何台も止めて怖い思いをして歩いた事があったので、里に下りれなかったのか?

ただただ、遊び疲れて、「もうダメだ〜」と我に返って下りて来たのか?

どんなだったかは、Buddyにしかわかりません。

友人と探した 12月8日は、Buddyの7歳のBD。

2人では泣けてしまうので、友人に付き合ってもらい

「Buddyの生きる力を信じて、Happy Birthday !」

皆さんの励まし、応援の甲斐がありまして、

ちゃんと、お祝いができます。

感謝いたします。

本当にありがとうございました。

雪が降る前に、見つけ出せてよかったです。

今後こういう事が起きないよう、反省して飼主がBuddy以上に賢くなっていきたいです。



始めの2日間は、食べて寝て、ランで遊んで、食べて寝て、ランで遊んで、、、

の繰り返しでした。

ロングリードで山に遊びに行くと、始めはフラフラ歩いていて、

「大丈夫かな〜」と心配していると、

動物の気配を感じた瞬間に、ものすごいスピードで走り始めます。

こんな姿を見ていると、

やっぱりBuddyは、山で楽しんできたんだね。

野生の部分が、磨かれちゃったな、、、

あ〜、恐ろしい。


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